八重山支部の60周年記念公演、今後の決意

ミキティ

2023年04月28日 19:12

2023年4月23日日曜



石垣市民会館中ホールにて
18時より開演
琉球古典音楽野村流保存会
八重山支部60周年公演がありました。


幕開斉唱と舞踊「四つ竹」に胡弓(クーチョー)で出してもらいました。
それから、女性地謡として、「下り口説」「前之浜」(なぜか2つとも男踊り)を担当。
独唱「子持節」もさせていただきました。

本当なら2年前に予定していた舞台。
コロナ禍で延期延期、中止かなぁ〜と思いつつ、いろいろな意見もありましたが、実施。
中ホールで小さく実施。
とにかく、みんなで集まって公演を無事に終われたことが何よりも嬉しいです。

出演前の楽屋横。
みんなドキドキ、賑やかで、この雰囲気が好きです。


高齢の先輩たちの多い八重山支部。
このコロナ禍で、すっかり引退してしまった人が多数。
ガクっと人数も減ったそうです。(私はまだ加入して年数が少ないので、ピンときませんが・・・)
客席を見ると思っていた以上観客の数も多く、
引退した気分だった先輩たちも、次の稽古会には顔出すさ〜と、
何だか同窓会のようなロビーで心が温かくなりました。
家で一人で歌うのもいいものですが、みんなと集まって歌うと楽しいですよね。



今回の舞台を終えて、
個人的な感想というか決意というか、はっきり見えたことがあります。
子持節の独唱がボロボロで。
稽古の半分も歌えませんでした。
そういえば、私の三線人生で、人前でちゃんと歌えたことないよなぁ〜と、改めて振り返りました。
克服できるものかもしれませんが、そこで努力する気持ちが今はありません。
人前で歌うのは今後やめようと思います。
舞台は地謡、胡弓に絞って、琉球古典を自分なりにお稽古続けようと思います。


それから、今まで教師試験合格後、看板はいただいていましたが、お弟子さんをとることをしていませんでした。
何かご縁があっても、覚悟ができずお断りしていました。
今後は自分の研究所をきちんとしていこうと思います。
自分の歌の実力というか、素質はもう限度があり仕方ありませんが、後継者育成に頑張ろうと誓ったのでした。





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